小学生からのサバンナRX-7 ターボの維持修理編
A schoolchild can do restoration MAZDA RX-7 SA22C 


     
 
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  リフレッシュ編
  ◆前回までのあらすじ◆
ルーチェターボのエンジンを購入し無事搭載完了した。
色々交換してクーラーまで修理して完璧!と思ったら出先でまたエンジンがかからなくなった。
水温75度以上でエンストする。
その原因はEGI。
EGI本体を修理しエンジンは温まっても問題なくなった。
しかし、ターボからのオイル漏れが再発。
前回は分解清掃組み立て。
今回はきちんと純正をオーバーホールするため流用部品を見つける事が出来た。
組み立て開始です。


前回も書きましたが、エンジンをおろさないでターボ交換は大変でしたので、エンジン下ろしの続きです。
ラジエターホースを取ったら、エンジン内のラジエター液が大量排出。
下側のオイル部分はテープで保護してからの作業でしたので助かりました。
 

今回ラジエターも取り外して掃除していたら、なんだこの固形物は?
 

触ると柔らかいです。
どうも不凍液が固まった物体のようです。
こんなのがゴロゴロ出てきました。


エンジンはおろしたのですが、前回エンジン搭載のままでは緩めることが出来なかったパイプです。
33mmのレンチだったかな?叩けるタイプでガッツんと数回叩いてやっと緩めることが出来ました。
エンジン下ろして作業すると簡単ですね。
 

ところが!!
左がルーチェ。右がRX-7ターボ。
形状が違うんですよ。
この後のジョイントみたいなマフラーの後の形状は同じなのに、ターボのココが違うんですよ。
でジョイント部分は、エンジン本体と一緒に鉄くず屋いきでしたので、今は在庫が無い。
せっかく丁寧にターボのオーバーホールしたのに。
 

急遽ルーチェエンジンのターボを分解することに。
前回は掃除して組み立てただけ。※正確にはゴムパッキンのみ交換。


今回は、流用シール類(たまたま2機種の別ターボから流用できる部品を2セット取れていた)を組み込む予定です。
 

これ、軸受けが1つは真っ黒で、もう一つはすれて真鍮色が無くなっております。
これらを2個交換し、オイルシールとゴムシールとバネを交換。
前回のターボと同様に交換できるものは交換し完了。


エンジンを搭載しました。


で、このマフラーとの接続はスタットボルトが邪魔なので、専用の工具で取り外します。
 

すると、これって傷がつくんですよ。
なので、M10 ピッチ1.5 で修正が必要なんです。
 

最近お気に入りの日本製工具 TOPさんの便利なホルダーに取り付けて。
 

こうやってレンチで締め上げてタップを切りなおします。


するりとナットが入ることが確認できたら装着です。


念のため専用グリスを塗っておきます。


このコーケンの専用工具で取り付けようと思っておりましたが、遮熱版が邪魔で、結局昔ながらのダブルナットで取り付けました。



作業は完了しエンジン始動・・・・・・・・
あれ、エンジンかからない。
なぜ?
プラグには燃料が来ているのでEGIからの信号はちゃんとしてそう。
プラグも火が飛んでいることを確認。

おいおい。
※ワイングラスを片手に

「振り出しやないかぁ~い。」
「はっはっはっは」
 .  
 
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