小学生からのサバンナRX-7 ターボの維持修理編
A schoolchild can do restoration MAZDA RX-7 SA22C 


     
 
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  リフレッシュ編
  ◆前回までのあらすじ◆
ルーチェターボのエンジンを購入し無事搭載完了した。
色々交換してクーラーまで修理して完璧!と思ったら出先でまたエンジンがかからなくなった。
エンジンが75度以上でエンストする。
その原因はEGI。EGI本体を修理しエンジンは温まっても問題なくなった。
しかし、ターボからのオイル漏れが再発。前回は分解清掃組み立て。
今回は純正を治したいので、オーバーホール出来る対策方法の模索がスタートした。
第一弾は FC3S流用可能か?
そして今回は…

対策2 ギャレットT3 T4 T04B T04E用オーバーホールキットを流用できないかの確認。

キットが届きました。2000円しなかったオーバーホールキットです。
さてさて計測してみますかぁ
これ、海外のサイトでFC3Sですが流用できるようなコメントがあったので購入したんですが・・・
さてさてどうなる事やら。


今回構造を見てわかったのですが、この部品がまさにオイルを漏れないようにしている部品みたいです。
これは流用出来そうです。厚さ等は同じでした。
左がSAで、右がギャレット用。SA用はへたった感じなんですよね。
 

このオイルを循環させる部品なんですが、厚さと大きさは同じ。オイル経路もほぼ同じ。流用出来る?と思うじゃないですか
でも、写真で見ると、下側の凸ってなっている部分が浅いのと、最大の問題は2か所の穴の大きさが違うんです。
SA・FC 2.55
ギャレット 3.2
差0.65では使えません。
ということで、アメリカのコメントは嘘?か私の英語能力が低かったのか?


このオイルシールゴムはぴったし同じでした。
なので、オイル関係のシール部品(両サイド)が流用できるので、これが流用できると書いてあった理由かもしれませんね。


軸をおさえる部品。
一見すると同じように見えるのですが、高さが違うんですよ。あとの数値は同じなんです。
SA 9.05(上下ワッシャ有)
FC 10.1(上下ワッシャ無)
ギャレット 10.3
穴のところにへこみが無いところはSAと同じなんですけどね。
調査が終了したら、取り付けられるかテストはしますが、数字的には微妙なんですよね。


これは問題外。構造が全く違うんでしょうね。


この板バネみたいな部品は使えそうです。大きさも同じでした。


軸をおさえる部品のストッパーになる部品。これは使えそうですよね。
 

軸を止めるナット。これも使える?と思ったのですが、ネジピッチが全く違いました。
 

ガスケットは同じです。


数字を秘密ノートにまとめて作業終了です。


今回の結果をまとめると微妙な感じでした。
まあ、オーバーホールキットが世の中に無いわけですから仕方がないのです。
でも、そのおかげで、また流用情報がインプットされるわけですから良いわけですが、
業界的には、載せ替えが当たり前なので、純正にこだわる私は自己満足なんですけどね。
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