小学生からのサバンナRX-7 ターボの維持修理編
A schoolchild can do restoration MAZDA RX-7 SA22C 


     
 
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  リフレッシュ編

 



  ◆前回までのあらすじ◆
ルーチェターボのエンジンを購入し無事搭載完了した。
エンジンがかかったり、かからなくなたりと繰り返し、色々整備して修理完了。
しかし、クーラーが効かないことが判明。
売るにしても修理しておこうと作業を開始。

数年前にプロに修理してもらって、本体はリビルト品を使っているので、まあ時間で漏れたのだと思う。
ので、今回はガス投入を代替フロンで実施してみようと一式工具を買ってチャレンジ。

12Vを直接コンプレッサーにつなげると、クラッチがまわる。
ということで、次はリレー?と思いチェック。
どうも、これがクーラーのリレーのようで(図面も整備書もない)、こちらを分解。
  

これは簡単に分解できた。


実物から以下のようになっている事が判明。


コイル側の端子に12Vを流すと、カチカチ言っている。
うん?壊れていない?


実際の動作確認の動画はこちらになります。
となると、動作しない原因は他にあるの?とエンジンルームをのぞくと!
この配管の途中にあるのは何?


6Pi時代の電気配線図で確認すると「冷媒不足検出スイッチ」だとぉ。
ガスが無いとスイッチが入らないのぉ。知らんかった。
ということはガスが少ないからコンプレッサーの電磁スイッチが入らないのぉ。
無知というのは怖いです。
 

ガス入れて治らなければ今度はダイオードを探して計測してみるのかなぁ。
リレーもそうだけど、あまり壊れる部品という認識は個人的にはない。


ガスの付属で手順がついていた。素人にはラッキー!
家のエアコンは何度か修理してきたけど車は初めて、構造も一緒だろうとなめてはいたが、ガスの入れ替えはしたことがない。


まずは、ガス状況を確認するため蓋を外しました。
 

高圧と低圧の記載はないが、(説明書にはある前提)細い方が高圧で、太い方が低圧なのは家庭用と一緒でしょ。
原理的には同じですからね。


ガスホースをつなぐのですが、ココで大きな間違いが。
ガス管を入れるのに、黄色を2分岐して、コンプレッサー(空気を抜くため)と、エアコンガス補給用をつないでみた。
これが間違いであることに後で気が付く。
 

缶もよくわからずに考えて以下のように装着してみた。
まずは、缶に留め具を装着。
その後、センターの所に穴をあけるらしい部品を、トゲをひっこめた状態で装着。
 

そしてホースをつける。
ガスを出したい時にねじ込めば穴が空きガスが送られる?
このあたりはガス管の手順書にはなかった。当たり前といえば当たり前。
 

配管の中の空気を抜くため、コンプレッサーにつなぎます。


続いて、エアコンのコンプレッサーに高圧側、低圧側を装着。
 

念のためわかりやすく記載。


で説明を読むと、20分間オープンにして真空にするとの事。


赤と青をオープンにして


スイッチオン!


20分経過。0以下に矢印がなっている。
ここでコンプレッサーをOFF。


あれあれ、低圧側の数値が動き出した。やばい漏れている?
うん?ちょっと待てよ、低圧側?


説明書を確認すると、バルブを閉めます。
そりゃそうだ。


ということで、再度真空にしてダイヤルを閉めて、5分放置。漏れていない!いぇーい。


ガスを投入するため、高圧側をオープンにして緑のレバーをねじ込が何もおこらない。
そうです。最初に書いたミスの部分です。
本来配管のガスを抜くための所につなげていたので、ガスは送り込めないんです。
ので、真空用のコンプレッサーを取り除いて、ガス管を装着。
そして、ガス管との間にある空気を、真ん中のぽっちを押し込み押し出します。
 

1本目のガス投入を完了。
 

次は低圧側をあけて2本目投入。
そしてエアコン全開でエンジン始動。
 

シャワシャワ泡が動いております。
OK!


全てを抜いてキャップをして終了。これで完璧に修理完了。
長かった。本当に長い修理でした。


エンジンの回転数も上がるようになったし。いい感じの動画はこちらです。
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