小学生からのサバンナRX-7 ターボの維持修理編
A schoolchild can do restoration MAZDA RX-7 SA22C 


     
 
TOPページ > サバンナ修理編 
車に興味をもち自分で整備を始めた初心者が作るサイト。
The site that I am interested in a car, and the beginner who began preparation makes with oneself
初心者が悩むようなことを自分の経験で記載していきます。
ど素人私一人で作業を行っています。プロの助言と本を参考にして何処まで出来るか!
皆さんのレストアに役立てばと思い写真を多く使用して説明しております。皆さんもはまってみますか??
※サイトに書かれている作業による事故等の責任は取れません。個人の責任で作業をしてください。
I do not get responsibility of accidents by work written in a site.Please work by personal responsibility.
   
  修理編

 



 
24万キロでエンジンが天国に召されました。
そこで、12Aターボをオーバーホール計画を立てていたが部品が無い事。
ロータリーエンジンは冬の時代ですね。
師匠にも声をかけたが、最近部品を全部売っちゃったから無いとの事。
そういえばマツダスピードのペリを売るけどいる?
と言われて北海道にもらわれたことを思い出した。
今思えば超破格値だったなぁ。さすが師匠は信用できるお方だ!

そこで、オークションを探す事1年。ルーチェターボが出てきた。
業者で購入だから安心して購入。7万キロのエンジンとの事。
さあ、戦いが始まります。
膨大な写真から抜粋して掲載!

1.エンジン到着して驚いたのがRX-7にはそのまま使えないことが判明。
淡い期待が崩れた瞬間でした。補器類が微妙に違い、コンピューターのケーブルも違う。
資料はゼロときたもんだ。以下の写真はオークションの販売時の写真です。パッとみるとおなじだったんだけどなぁ。
 

2.さらにショックな出来事が・・・エンジンから水が・・・本当に動いていたエンジンなのか???


3.写真と説明を省略してエンジン搭載完了。ここからが長かった。
補器類はすべてルーチェのままで、エンジンハーネスはRX-7を使って装着。
バキュームホース類をすべて外してしまったので苦労して戻しました。が、エンジンはかからず。
 

プロは知っていても私のようなめったにエンジンを載せかえ数が少ない素人のために情報を掲載しておきます。

まずは、ファンです。左がRX-7 右がルーチェ また、ネジの位置が違うので流用はできない。
微妙に違うんだなぁこれが。エンジン側を交換すればもちろん装着できるのですが、今回はベースをルーチェにしたのでルーチェのファンを使った。
 

つづいて、プーリーが大きさが違うのでRX-7のに変更が必要です。そうしないとクーラーが使えない。


つづいて、クーラーのスタットボルト、取り外してRX-7のものに変更します。


インマニのガスケットは自作して組み立てました。
 

負圧を取るパイプは全く異なります。左がルーチェ 右がRX-7。今回は程度がルーチェのほうが良いのでルーチェを採用。


大まかに上記に注意して皆さんは選択してください。
私は程度の良いルーチェの補器類を選択したからこの後地獄に入り込むのです。

4.さあ、次はエンジンがかからない理由を調査。バキュームも含め見直し開始。エンジンは空気・火・燃料で回ります。
まずは、燃料から調査開始。インジェクション入りと出がある。なんと逆に装着していたので修正。
キャブが多いから、キーをひねって燃料が出る仕様に改めて驚いたりしていた。


5.これで、エンジンを回して、プラグを確認すると、ガソリンのにおい!
おっインジェクターは問題ない!と判断し、火花へチェックへ
プラグをエンジンの上に置いてスターターをまわします。カチカチ火花が飛んでおりました。


6.でもエンジンがかからない。まったく初爆が無い。タイミングなのか?そこでキーの位置を確認し、プーリーを組みます。
あっているんだなぁ。タイミングライトでもあっているので火はOKとしました。
 

7.そこで配管をミスったのかも知れないということで再度確認。すべて取り外し、1本ずつ確認。したがわからない。


8.じゃあインジェクターが故障しているのか?ということで取り外すことに。
すると、品番違うじゃーん。じゃーん。じゃーん。じゃーん。エコー
噴出量が違う?RX-7に装着されていたインジェクションに交換しエンジンをかけると、あっさりエンジンがかかりました。
しかーし、アイドリングが2000rpm!そしてハンチング!おいおい。
 

9.まずは配管を図面に起こし、それぞれの公害対策部品の意味を理解調査を開始。
RX-7のインマニと比べること数時間。どうにか意味を理解してきました。
 

10.まずは、ハンチング理由から調査。
一般的にはバキュームホースに漏れ(吸い込み)があると発生するので、バキュームをつまんで確認。
しかーし変わりません。
もう一度、すべてを取り外して1本づつチェック。問題なさそう。
 

11.スロットルポジションをチェック。問題ねぇ。コネクタを取り外すと3000rpmに上がった。
でもハンチングが治らん。


12.じゃあエアフロかな?とコネクターを取るとエンジンはかからない。バタフライを動かせばエンジンはかかる。
壊れていない?
 

13.O2センサーをRX-7のものに交換するが変化なし。


14.クーラーのアイドルアップ(と思われる)ケーブルも取り外すが変化なし。
 

15.数時間格闘するが原因は不明。
そこで、オレンジのチェックバルブ(RX-7にはない)のを取り外すため、何をしているか確認。
そしたら、緑のバルブ部品を壊してしまい。RX-7のものを急遽装着!
もうめげそうだわ。
6日間チャレンジしてきてこれはなんなんだ。
 

16.バキュームホースを改めて見直し
 

17.そして利用していないオレンジを完全取り外すことが出来た。
そこで気が付いた。ココにつながっている負圧の長いホースを見直していると・・・
 

18.負圧が足りない?ワンウェイバルブ(一方通行のバルブ)を取り外して空気を送り込むが・・・あれ空気が流れない?
ブレーキクリーナーで吹き付けたら!あれ治った?
元に戻すと、ハンチングが治った!うぉぉぉー。治った!
これで、ルーチェのエンジンは装着できることが証明できたぁ。
検索にも出てこなかったので初の掲載!
RX-3のAT→マニュアル載せ替えも初掲載だったが、今回の搭載はうれしい。


19.それではテスト走行へGO!
と思ったらクラッチがオイル漏れでギアチェンジできず。
ちゃんちゃん


写真では数枚ですが、最初は動画で取ってしまって、レストアには動画は向いていないことを理解し、載せるときは写真を撮って実施。
やっとエンジンがかかって、12Aロータリーターボを復活できた。
まだ、ルーチェなら程度の良いエンジンが手に入るので皆さんもチャレンジしてみてください。

但し、いつものようにこのサイトは問い合わせを受け付けておりません。
いつも書きますが、金もうけする人が多いので断っております。ごめんなさい。
何度も何度も裏切られ、現在は信用を全くしなくなってしまいました。

素人は素人らしく、プロは自力で頑張ってください。
   
 
このサイトで公開している文章、画像の全ては私に著作権があります。
無断使用、無断転写はご遠慮くださいませ。