小学生からのTZ50R 4EU整備編


     
 
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TZR50Rでバイクの運転練習です。まずはエンジンをかける事!。
   

 



  おっかないバイク運転の練習のために原付を購入しました。
すぐ乗るつもりなのに作業がだんだん本格てきになってきました。
でもレストアはしないですけどね。あくまでも修理レベルでとどめておきます。

まずは、キャブの構造を自分なりに理解する事を始めました。
※自力で調査しておりますので嘘の記載があるかもしれません。

前回燃料と思ったスクリューはエアースクリューということで、アイドリング時の空気の量を調整するところでした。


ここは、アイドルスクリューで、アイドリングを調整ですが、こちらもエアーを入れるようにしています。


「メインノズル」というそうで、これがメインなのですが、燃料調整するジェットがないので探しました。
 

そしたら、溜まった燃料を出すドレインだと思ってたボルトを取ると・・・


こんなところにメインジェットがありました。
127.5と記載されていました。
 

あと、今回大量に燃料が出てくる穴はここだと予想しているのですが、どこにつながっているか調査すると。


ブレーキクリナーを吹き付けると、メインから出てきました。
ということはメインから燃料が噴出していることがわかります。なぜだ!
 

メインノズルはゴムで燃料が途中から入りこむ隙間はありません。
 

メインノズルの出し入れで燃料の噴出量は調整されるようで、意外に隙間が大きい事もわかりました。


ここは「パイロットジェット」回転数が低い分部の燃料噴出場所。
常に出る部分ではありますが、大量にでるような部分ではなさそうです。
 

中国製のVM20オーバーホールキット!明らかに大きさの違うジェットが入っておりました。
アマゾンで3000千円位。Alliexpressで1500円位。
時間がないのでアマゾンで購入したのですが、VM20と書いてあったが違うようですね。
さすが中国ですね。転売ヤーも調べてもいないようです。
まあ、いつものことです。


仕方がないのでお高いキタコ純正 1個500円 で現在20番→17.5番にしてテストしましたが、やはり燃料の漏れ具合は変わらない。
 

構造をまとめて絵にしました。


続いて「ジェットニードル」で、燃料を薄くすることにしました。
 

このストッパーをマイナスドライバーで外します。
※正しいかは知りません。


ジェットニードルのストッパーを上にすることで燃料が薄くなるので実施しました。
しかし、エンジンの調子は変わらず。
どうも漏れている場所が違うんだよなぁ。
 

ちなみに番号が書かれていました。
それと中国製(上記に書いたセット品に入っていた)と比べると、明らかに長さが短い。
でも、これなら使えるかな?
 

構造をまとめて絵にしました。


ということで、やっぱこれかなぁ?「フロートバルブ」


図にまとめるとこんな感じ。


左が純正で右が中国製(セットに入っていた)。
ナットの厚みやガスケットの厚さが違うのですが、全体的な高さは一緒です。
このフロートバルブ一式(2個だけ)でキタコ純正では3600円です。高!
中国製は色んなのが入って1500円位!(アマゾンは高くて3000円位)でも使えないものも多いようです。


でこの中国製はフロートバルブが一度奥まで入ると出て気にくことが判明。
精度が悪いんでしょうね。


そこで接点を良くするため、小さなドリルの歯で面取りを実施しました。


続いて、フロート本体の滑りを良くするため細かいペーパーで4つの出っ張りをオイルにつけながら削りました。
どちらもほんの気持ち滑りを良くするレベルです。
最後は、ブレーキクリーナーでオイルが無い状態で滑りが良くなっていることを確認しました。


今回はサイズがわからなかったのですが燃料パイプとフィルターを新品に交換し、オーバーフロー分を排出するパイプは在庫のパイプで作成。
 

キャブを組んで確認すると燃料が出ないぞ。
いいぞ。いいぞ。
アクセル回しても出ないぞ。
いいぞ。いいぞ。
そしてエンジン始動テスト。動画はこちらです


よっしゃーと思ってガレージをかたずけていたら、ご近所さんが見てほしいということでFZR250が登場。
調べたところ中国製燃料ポンプが調子悪いとの事。
そこで、ポンプをあけると、リレーがついていた。
新品だが半田不良だったので、半田し直したとの事。
でも配線がむき出しだったので、再度半田してヒートチューブできちんと配線を保護。
そしてエンジンがかかるようになりました。
持ち込んだときは人力で遠くから運んできたとか!
若い!俺は一度近くまで徒歩10分の距離を移動して大変だったのに、彼は上りを押してきたと思うと・・・若さを感じました。
帰りは乗れるようになっておりました。
めでたし。めでたし。


これで、走行して問題なければ運転技術の向上に努めます。
おじさんになってからのバイク教習は大変です。
   
 
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