サルでもわかるヒストリックカーレース車両整備編


     
 
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今週末はいろいろ忙しくてNSRをいじれなかったので、メカポン調査です。
FCアクツさんの助言で、これには燃料ポンプ機能がついてないのでは?という情報が入り、調査が飛躍的に進みました。さあ!今週末の作業でわかった内容です。
   

 

 

  1.さあ、このバネ。仕組みがわかってきました。このストッパーがバネの回転を止めます。
 
2.ゆっくり回転させるとわからなかったのですが、高回転で手で回すと、数字の書かれたギヤが、ふにゃふにゃいったりもどったりします。
 
3.このギヤの数字の部分です。これ以上バラスのは資料がないので危険なので、ココでやめましたが、このふにゃふにゃ動くことで連動して次の写真の部品が動きます。

4.この写真の下側にある三角錐のような部品がふにゃふにゃと回転します。この三角錐なのですが、これも微妙にゆがんでいて、高速に回ると燃料を多く噴射できるようにセットされることがわかりました。燃料噴射は、写真の上部にあるピンが上に押し上げられて、そのタイミングで燃料が出るようです。ここは、あくまでも燃料を噴射するタイミングだけを計るだけで、オイルが満たされるだけのようです。

5.燃料周りを作ろうと、過去の中古アールズコネクタを準備しました。倉庫から持って帰ってきました。また、オイル圧計も見つけてきました。これだけのアールズのコネクタで2万以上するのかな?高いからなぁ。ステンメッシュホースもありますが、あまり私はこだわりはありません。
 
6.以前はオイル注入口と思われていたコネクタですが、このコネクタを外して、ブレーキクリーナーを吹き込むと、なんと燃料側の部屋に流れていきました。
 
7.そして、この右から三番目の穴にもつながっていました。
 
8.前回はオイル圧を見るコネクタなのかなぁ?と思ったコネクタだが、これが上部の写真と同じ右から3番目の穴につながっていたのです。
 
9.となると、以前も書いたのですが、オイルを燃料に混合する装置があるのでは?ということでコネクタの詳細を調査すると・・・

10.こんなところに穴があり。コネクタのところにも穴があります。これでオイルを送り込むのはまちがいないのですが、回転にあわせて送り込む必要があるとおもうので、メタポンプが必要?レース用の車にはみんな外しているので・・・燃圧計をつけるの?わからん!
 
11.また出口が調整されています。ということは、は、このコネクタに相当の圧力で燃料を送り込んで、調整する?ように思えます。ということは、反対側は蓋をすると考えられます。反対側は、プーリーが邪魔になるので、蓋をするのは間違いないと思います。

12.また、アクセルを踏むとどのように燃料の噴射量を調整するか説明します。
 
13.この写真はペアで見てください。三角錐の動きが一番左にありますよね。
 
14.こちらは、一番右にありますよね。これで、ピンの押し上げる量を調整していたのです。
 

いままで、メカニカルインジェクションポンプ(メカポン)と書いてきましたが、メカポンは、燃圧1kg/Cm3程度で良いそうで、ポンプ自体で燃料の圧を高めるように出来ています。ということで、いま調査中のポンプは、燃料のタイミングを作るだけの機械だったので、インジェクションの車と同じに圧力をポンプでかけなければいけないことが判明しました。
ただ、通常のインジェクションではありませんから、近いのを調査するとKジャトロが近いのではないかと思います。

普通のインジェクションは燃圧2kg/Cm3程度。
メルセデスベンツで使われているボッシュのKジェトロ(KAジェトロ)は燃圧5kg/Cm3程度。
※ホームページで調査
※Kジェトロは本が購入できるので、購入してさらに勉強します。

よって、ポンプも準備しなければならないといがわかりました。
GTRの燃料ポンプでも燃圧3kg/Cm3程度。
ボッシュの新品では5kg規格品も販売されていますが、5万円するので、どうしよう?
GTR 2機 並行接続?それなら中古で2万程度だからなぁ。
良い方法考えます!

レースシーズンに入ってしまい、いろんなことを平行しておこなっているので忙しくなりました。
最近は手伝いも多く、家庭のこともあり忙しいので、時間を作ってがんばっています。
来週もいじれるかわかりませんが、引き続きがんばります。

おーい。ジョニーさん!!2009年のモトGP筑波戦チケットもらえるけど行くの?メールの返信下さい!
   
 
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