バッククラッシ調整編:作業時間5時間
今回の症状:
ギヤをかえるときガクガクする。
自分で調査:
今回の症状は、2速で走っていてアクセルのOFFの時にガンとくる。実はこれバッククラッシではありませんでした。
あと、マツダスピードのLSDは低速ではデフで、高速でロックするようになったもので、タイヤをあげて回すと逆転するんです。
皆さん知っていましたか?
使用工具:
ベアリングプーラー
めがねレンチ
ソケットレンチ
ジャッキ
自分で作業:
1.まずはジャッキアップしてタイヤで外します。
2.次にドライブシャフトを外します。
3.オイルも抜きましょう。
4.ディスクブレーキを上下二箇所のボルトをはずします。そのとき、針金等で留めておきます。
5.次にディスクを外します。ドライバーで2箇所緩めればすぐ外れます。
6.次にボルト3箇所を内側を緩めます。ボルトはぎざぎざがついていて回らないようになっています。
7.スライドハンマーでメインのシャフトを抜きます。ブレーキパイプ等は取り外さなくてもどうにか取り外せました。
8.LSDケースのボルトを緩めてハンマーでたたきます。どうしても取れない場合は、ジャッキでUPするのも良いですよ。
9.ここで原因を究明するため、また写真がありません。実はバッククラッシの問題はなく、LSDの構造を読んでみると、これは中のピニオンギヤにがたがあったようです。次回はLSD本体のオーバーホールです。
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