小学生でもわかるサバンナRX3再生編 |
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当初は液類交換してGO!と思っていたが、20年放置は甘くない。 パッとみるときれいなタイヤハウスだとおもいますよねぇ。 錆びは怖いんです。見えないところで成長しているんです。 必殺!!「見なかった事に仕様」 や 秘儀!!「アンダーコート上塗り」 という技もあるのですが、ショップではないので、下回りの錆を確認して塗装しようと思います。 おやおや?パリパリはがすとこんなになりましたぁ。 おめでとうございます。マジレストア開始です。 下回りもキレイ!? おやおや?パリパリはがすと下まわりって、こんな色の下地が塗ってあったんですね。 本格的に確認するために、板ばねとホーシング一式をおろすとぁ。 上側にはサビいっぱい!元気いっぱいです。 ちなみにおろす手順(念のため)を説明します。 まずは、メインシャフト(正式名は知らん)を、ボルト4本を外します。 ミッション側を抜くとオイルが出てくるので、専用品か同じ車種の部品(それも貴重品な時代ですが)を用意します。 抜いて差し込むと、なんて事でしょうぉ。オイルがミッションからたれないではありませんかぁ。 ミッションもおろす必要がありそうですね。まじは後部の錆び取り及び塗装し、その後前側を処理するので、ココでは後回しにします。 だって、ガレージが狭いから一時置き場所が無いんですよ。 マフラーのカバーを取り外します。せっかくだからキレイにしていきますね。 そしたらボルトが折れました。まあ、古い車では普通に数回おこる事なので、当初レストア始めた頃は呆然としましたが、こんなものだと、とっとと修正しておきます。 慣れとは恐ろしい・・・ で今回はきれいに平に折れてくれたので、比較的簡単な「ドリル戦法」で対処します。 特殊な工具は必要ありません。 まずは、センターにポンチを打ち込みます。 ドリルで穴を細いのから徐々に穴をあけて、最後はタップを切って終了です。。 え?初心者いはわかりにくいってぇ? まったく、YouTUBEの動画世代は世話が焼ける。ので説明動画も作ってみました。 続いて、ドライブシャフトを抜きます。 リアのドラムブレーキのカバーを取る為2か所プラスネジを取り外します。 手でやるとねじ山が無くなるとで、インパクトレンチ等で作業してください。 何か名前は知りませんが、このセンター部品も取り外します。 後でドライブシャフトを抜くときに邪魔になるからです。 ブレーキ周りの部品も外しちゃいます。 この辺も赤さびがいっぱいなので、錆をとってから組付ける予定です。 プライヤーではさんでいる部品は90度ひねると取り外せる部品です。 バネは筋肉で頑張りましょう。 サイドブレーキワイヤーも筋肉で頑張って取り外します。 ブレーキのカバーを取り付けているボルトを取り外します。 サイドブレーキのワイヤーはPINを取り外します。 最後にブレーキパイプを外します。 それにしても錆が多い! スライドハンマー(これはマツダ専用品)でガツンと数回繰り返すとぉ。 シャフトが外れるので、抜いてから、シールが2枚取れます。ケースも錆び錆びです。 ケースについているサイドブレーキワイヤーを抜き取ります。 オイルで押し込む部品(正式名は知らん)も取り外します。 無事取り外し完了です。 リアショックはRX-7ターボ用を以前装着していたので、減衰を調整するトップがついているので取り外し、ナットを取り外します。 下側はワッシャーをはさんで位置調整しています。 そのボルトを抜きます。 このプレートは、ナットを4か所緩めて取り外します。 でも分解できないので、マイナスドライバーでこじってこじってやっと分解。 板ばねを止めているリア側も取り外すと・・・ ばねが斜めになって、ホーシングが外れました。 やはり取って正解。ほこりもすごいのですが、錆びもすごい。 各部品はなんかナットが緩まないため力を入れたのですが、なんかしっくりしてませんでした。 この車は、私がレストアした第一号で、サラリーマンで、独身で、車に興味が無くって、オイル交換でもできなかった超素人だったので、この辺もきちんと修正してこなかったので、今回はねじ山を修正しておきます。 当時は持って無かったねじ山修正工具がいっぱいありますね。 そりゃサラリーマンしながら20年でコツコツ購入してきたので当たり前といえば当たり前。 先日も高校生が「ココに持ってきて取れなかった部品は無いですね」と言っていた。 私にもそんな時代と目をキラキラさせていた時代があったなぁと思い出させてもらいました。 リアにつながるサイドブレーキです。ピンを外してから、このボルトを外します。 張りを緩めて、取り外します。 ばねも錆びているので取り外します。でね、当時も記載したのですが、ワイヤーの太さが違うんですよ。 純正だから、修理したから?詳細はわかりませんが違うんです。はい。 ホーシングの上にあるゴムも取り外します。 おおお。当時の下地?みたいですね。 今回はパイプ類も錆びている箇所があるので、ボルトを取り外して浮かせて、やすりで磨こうと考えております。 そして、最後に塗装する予定です。 パイプの下の塗装もあやしい。 板ばねのフロント側も緩めます。 ゴムのおかげで、なかなかスライドしてくれません。ココもマイナスドライバーに登場して頂きます。 取れました。 前回のレストアの時にほとんどのゴム部品はでたけど、今回はでるのかなぁ。 あれから、マツダの倉庫はコンピューターの在庫数と合わせて、一気に処分したからなぁ。 以前使った倉庫の主も、退社しているだろうし、ディーラーのシステムじゃぁでなかったんだよなぁ。 現地でパーツリストの絵を見せると「ああああ、確かあったよ。ちょっと待って・・・」を繰り返した。 もう、平成だったけど、昭和スタイルで探したんですよね。 もう、それも棚卸したので出来ないだろうね。 これも当時の錆び取り塗装エスコを使ってやったけど、やっぱサビいっぱいだね。 ボディーのほとんどがPORでぬったけど、そっちもダメだったね。 錆びの上で塗れるというけど、10年以上は難しいということだね。 当時はオールドタイマーの記事を信じるしかなかったからね。 今回はブラシだけではなく、とことん取ってから塗装したいと思っています。 このようなコマイ部品も錆び取って・・・て1本ながいじゃん。何処が長いの? ここのボルトぶっ叩いて取れないようにするんだけど、取るの大変なんだよねぇ。 間も錆びている、あーあ完全分解確定じゃないですか! つづいてゴム類も取ると、例外なくサビが! トランク内はきれいなんですが、この板!純正なのかタイヤの上に乗っていたんですよね。 でも、いまとなっては純正なのかわからない。でも古い板。 さあ、塗装をゴリゴリすると、バンバンはがれる。 しつこくゴリゴリすると、錆が見えてきた。 そんな様子を動画でも撮影してみました。→動画はこちら こんな感じで軽量化です。 この辺りは錆が酷い。 ゴリゴリしたら2か所穴があいたのと、ガムテープでふさいであった場所を発見。 ちなみに穴をあけた作業を動画にしてあります。→動画はこちら リアばかりも飽きたのでフロントをのぞくことに。 この車、アンダーガードが残っているんです。鉄なので、ほとんどの車では無くなっております。 ところが、オイルクーラーが・・え?留め具が取れている。おいおい。 アンダーカバーはまだ使えそうだが・・・ ナットを外すと、ありゃりゃ錆で取れちゃった。接着ぽいね。 おいおい!楽しみを増やしてどうする。 反対側はセーフ。 なのでオイルホースを取ろうとしたら入らない。緩まない。 今日はラジエター液を出して終了してあげるよ。 まってろよ、このサバンナ野郎。大手車会社にいじめられて下取り価格を不当に下げられた可哀そうなロータリー野郎。 孤高ロータリーと孤独REのゴングがならされました。 カーン! |
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