以下の情報は個人的収集によるもので、雑誌等と異なる情報も含まれます。経験及び実践で学んだ情報ですので、以下の掲載情報を信頼し問題が発生したとしても責任はとれません。
個人の責任において情報を入手願います。

■調査情報まとめ

10Aエンジンは大きく分けて前期と後期の2種類があります。
前期はALLアルミエンジンです。後期は大量生産用に作成されています。
でも更に細かく分かれてチェンジされてる形跡が多数見つかっています。

搭載されたのはこの3世代。この間こつこつと改良を加えていったようです。

RX-1 コスモスポーツ

RX-2 ファミリア

RX-3 サバンナ

たとえばステーショナルギヤ。この写真で掲載した4種類とも流用ができません。
そして、過去コスモスポーツはいろんなショップでオーバーホールされ、作成された時期がわからないのです。
ようするにばらすまで部品が注文できない現象が発生しています。
 

だから、Shopで簡単に「オーバーホールをOK出す」なんてあり得ないのです。
確かに、10Aという大きなくくりでは、部品は注文できるものはあります。
しかし、すべてのパーツは出てきません。大まかに組みあがっても性能は60%がせいぜいです。
※100%とは10万km走って、8000rpmまで問題なく回るエンジンと勝手に定義

10Aの部品は当時の部品番号と異なっています。
昔から今までずっと追いかけた人しか番号は出てきません。
番号が変わるたびに控えていないと部品はでないのです。


ほとんどのShopは10Aエンジンの正確な情報は持っていません。
しかし、ただ回るだけでしたら、私みたいな素人でも組めるエンジンなんです。
残念ですがそれが事実。

ファミリアやRX3やRX7(JSSぐらいまで)のレースに参加していたショップや当時の整備士が組む場合は別です。
最近は、独立したりして若い人が整備士として働いている場合は私は信じていません。
正直この業界の中でもロータリーは儲からない領域ですから仕方がないことです。


無駄にボディーを高価に仕上げたり・・・
点火系を無駄に強化といって、発電機を強化しなかったり・・・
情報がないから、当時のオリジナルにこだわって組んだり・・・
本当に古い車をトータルで見れるところは少なくなりました。


以前あった、有名な古いロータリーレストア専門店。
広告宣伝のおかげで有名だったのですが、仕上げた車はすごい状態でした。
表面はピカピカですが、下回りはグサグサ、エンジンは、ばらして組んだだけで書き出したらきりがない。
もちろん。噂ではなくエンジンをかけて、オーバーホールした写真を撮って、原因を究明した結果です。
最近のグーグル先生(そもそも信じません)ではなく、自らの情報です。

信じていればそれで幸せ、知らなくて良いこともあるのです。

これから古い車は冬の時代になるでしょう。環境にやさしくない!エンジンがくさい!キャブはだめいなる・・など状況は恐ろしくなるでしょう。
海外のように映画撮影に使うなどを認めて税金がなくなる時代が日本にくれば良いのですが、その為にも素人の目線で情報を収集していきます。


■キター。程度の良いエンジン!すぐ売れちゃいました。
今日すごい程度の良い10A前期エンジンをみました。
過去オーバーホールが無いことと、長く眠っていたエンジンです。
ハウジングがOKであることと、過去にいろんなショップを渡り歩いていないので本当にGood!
こんなこともあるのですね。


初めて前期のローター現物をみました。2本のサイドシール。そして分厚いコーナーシール。
程度がよすぎです。このコスモはボディーがぼろぼろだったそうですが、鉄板はどうにかなります。
問題はエンジンです。ミッションです。それが生きている!


■いやーすごいショップ!?
凄いエンジンを見ました。
コスモスポーツを得意としているショップらしいのですが、勧められ10Aのペリエンジンというもったいないエンジン。
乗るとわかりますよね。ペリは町で乗るエンジンじゃないこと。
きれいに加工して、10000rpm以上回るのかと思いきや、何しろパワーが無くって、回らないエンジンだったどうで、原因究明のためオーバーホール。
ショップでオーバーホールしてすぐなんですが、ショップがなんだかんだ理由を言ってオーバーホールしなかったそうです。

そこで発見。
ロータリーの特性上削ってはいけない方向に排気ポートを削っている。
10Aでレースを戦ったことのないショップだから?というレベルを超えて、ココまでいい加減だと悲しいです。
また、左右の排気タイミングが違います。
それは誰が見てもわかるぐらい。
新しいチューニングなのか?
これじゃ遅くなるって!
このショップがまだ同じことをしていないことを願います。
 

今度はコスモのエンジンの相談
実は、コスモスポーツのレストアをしている方から友人経由で相談され調査していると。
※私は素人のためメール等の問い合わせは受付してませんのですいません。

どうも直接の部品業者では無いのですが、間接的な業者情報なのですが。
マツダにコスモスポーツ後期用?のローターハウジング 10A の大量注文が入った?ようです。
私が頼まれているのは前期なので残念です。
念のため、後期の品番0813-10-100C を部販に問い合わせしてみましたが無い様子。
いつ生産され市場に流れてくるんだ?

※頻繁に注文を確認すると、ブレーキなども過去再販されて購入できたりするんです。
※過去の13B在庫と同じ「マツダ基準」で使えないハウジングにならないことを祈ります。
※会社として認めなくてもいいので頼みますよ。マツダさん。

買占めてYahooなどで販売する人たちがいつも出てくるので記載しますが。
古い部品って、注文がたまると生産してくれて、その余分が販売ルートにのるので待っていれば購入できます。
ので買い急がないで下さい。知ってるって!?すいまそん。
こういう場合価格もそれなりで、過去の実績から10Aのハウジングは 20万強 ぐらいかなぁ?

※以前10Aの部品を(全部ではないけど)あるだけ発注しときの価格が100万弱だったというのですから驚きです。
※ダンドラも再販され、知らない人に高い値段で販売していたショップもありましたのでご注意を!

素人の誰もがオーバーホールすると感じるのですが。
ロータリーは傷やチャタマークが付くと、再生できないか・・・と始めのころ 100% 思うんです。マジで。
特に10Aなら、なおさらだと思います。私も削って見たことがありますが笑われました。
「みんなやって駄目にしているよぉ」だそうです。
だって、他が使えそうなのに一部だけですよ。もったいないお化けが出そうなんです。

実は多くのショップが専門業者に依頼して過去何度となく、再生処理にチャレンジしてきました。
結果として 出来なかった んです。
最初はどうにか使えるのですが最終的には、メッキがはがれたりしてオイル切れ起こしたりするそうです。
当時はレースで使ってたりしてましたからなおさら寿命を短くしていたようです。
でも、ロータリーエンジンって丈夫だからどうにかこうにか走行できちゃうんです。
そして最後ブロー。理由は10Aは古いからという!

※オーバーホールしてすぐブローした場合、最低でもオーバーホール中の写真をもらう。
※写真が無理な場合はオーバーホール現場に行って目視で確認しよう。
※確認させてくれないショップは疑うべし!

ヨーロッパで販売が中止になったRX-8(日経で読んだ気が)ということは、とうとうやって来たロータリー全滅時代。
皆さんはやばいから中古の程度の良い物を探しておきましょう。
ショップはそろそろ、ロータリーこだわりでは食べていけない時代になって気ました。

私もドリフト用に作成したFC3Sを13Bオートマエンジンと一緒に部品取りにすることにしました。
金額から私は13Bで我慢します。悲しいかな。悲C仮名。

■上記の追記
マツダコールセンターより回答がありました。ちょっとびっくり!!
「現在再生産に向け準備中なので生産時期は不明ですが、コスモスポーツオーナーズクラブへの一括納入を予定しています。」
「そのため、一般部品購入ルートでは販売しませんので、希望者はクラブへ注文してください。」
との事。という事は年間費を払っていない。オーナーでもない素人の俺には部品を調達できないのかぁ!
まあ、今回探している部品とは違うので良いのですが、後期の10A探している方は、クラブへ連絡してみて下さい。


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