小学生からのランボルギーニ レストア編


     
 
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さあご無沙汰しております。
やっと作業する時間が取れました。イヤーJrが増えると大変です。レースを楽しんでいた人が遠ざかるのもわかります。
Jrがいないときは、仕事が忙しくてもどうにかなったのですがねぇ。まあ、それが家族ということで。
   

 



 
さあ今日もパテ継続です。
平らを出すのは非常にむずいのです。プロはサックと、無駄なパテもなく最低限の最小限で最短でできるのですが、私はまだまだ修行が足りません。


なので、パテが苦手なレストアマンはライディーンでも作ろうと思ったのですが、キットにひびき洸(こう)が付いてないのでやめました。
パソコンがなけりゃ読めない漢字でした。(私には)
 

さあ、冗談はさておき、フェンダーとサイドです。
どちらも平らが出ていない状態でした。
 

また、ヨーロッパ仕様に戻すべくウィンカー穴にもパテを塗りまして。
まあ、さっくりと平らと段差を作ってみました。


リアのグラス用の止め穴もさっくりとPORで埋めました。
詳しくは後日!
 

で、1日熱中症と戦いながらサイドを仕上げていったのですが、なかなか平らがでません。
うーむ、通常はあて木の長いヤスリで削るのですが、いまは何もありません。
この後、ホームセンターによって翌日再チャレンジです。


で、12気筒のディストリビューターを確認です。
ジャガーのものを流用している車両もあるということなので、ランボルギーニ純正と思われるものをチェックです。
というより資料として残しました。2段で6箇所づつ。
 

数字が白が、上記の写真では手前の接点になります。
黄色は奥の接点になります。
 

図で書くとこんな感じです。
なぜ図まで作成したのか?それは、今回の車両がエンジンがかからない理由に関係しています。
といっても想像ですが、エンジンの師匠 REOMの阿部さん がヒントをくれました。
この時代の12気筒はね・・・・今後のエンジン始動編までお待ちください。


で、本日の成果です。フロントもリアも大きな穴が埋まりました。
平らも段差もきっちり作ることが出来ました。
 

この段差がいがいにむずいのです。


こちらも仕上げなければ、仕上げるための準備は自前でしております。


さあ、今回はリベンジのため自前のミニコンプレッサーを持ち込みました。
本来はレースのときの空気いれ程度しか使えないものですが、今回はエアーを噴くために登場です。
また、サイドを仕上げるためのヤスリや消耗品を買い足しました。
 

本当でしたら、もう少し長いのがほしいのですが、紙やすりを使う素人のためホームセンターでは限界サイズでした。
でもこれで、本日の仕上げはばっちりです。
まだ、多少気になる凸がありますが、一般人が触っても気が付かないレベルまで仕上げることが出来ました。


時間ができたのでLP400でも作るかぁ。
なつかしい。小学校のときに購入したプラモデルです。今はもちろん販売はされていません。
イヤー懐かしい。
 

で、エンジンルーム周辺にパテを塗り、
 

サイドを仕上げて。
 

リアの部分もパテを入れました。


最近はパテを入れない板金なんて素人受けするような技術もでて来ているようですが、詳細はわかりませんが、パテがまだ発明されていないときは、パテではないものを利用していたので、そのときの板金方法をリメイクした?のではないかと。そんなことをしていたら、レストアは2000万もらっても割りに会わないぐらい時間がかかるでしょうね。
私は昭和一桁の人間ではないので、70年代からの技術であるパテで仕上げます。
あと、パテを完全はがしてパテを塗るのは私はしません。だって、パテをとったらランボルギーニの曲線が直線に変わってしまいます。
さあ、来週も2日間パテを入れる予定です。一番時間がかかり一番大事な工程が続きます。
   
 
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