小学生からのランボルギーニ レストア編


     
 
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ランボルギーニ ハラマはなぜ埼玉ガレージなのか?
   

 



 
実はこのハラマは私のではありません。「何コレ君が将来受け継ぐ車なのです」
S氏とは知り合ってまもなく「レストアをしましょう」と宣言しました。

車を見せてもらい。その場で・・・・

これで3台目の ボランティア出張レストア。
出張レストアは、作業を全て見える場所でやるのでスキルフル。アイフル。
無償。無料。無保証。なのです。

実は、この手の作業をしていると必ず現れるのが。

「レストア好きなら俺の車をレストアしていいよ。」

と多くの方が貴重な車を見せに来ます。その方々には丁寧に以下のように対応します。

「そうですか。過去の経験から週末作業で2年間で保証なし。」
「一般の板金見積もりシステムから400万から600万ならレストアしますよ。」
「ただし出来るかは不明です」

と回答します。
そうです。相手が押し付けてくる場合は絶対に100%しません。メールで問合せがきたら即削除。
どうして?何が?基準は?教えません。もちろん将来を考えての行動です。
S氏さんもはっきりはわかっていないと思います。

さあ、ボランティア出張レストアラー作業開始です。ぼんばーやまもとさんなら「レストアマン」ですね。
ボンバーさんのおかげで、「レストアマン」で検索すると1位なのに驚きです。
過去の経験から成功した方法で実施します。
また部品が無いのでボンバーさん精神で頑張ります。

1.さあ、今日はフロントを外します。バンパーに網を外します。実はバンパーのネジが取れなくて時間を消費しました。
 

2.この網がかっこよいですよね。


3.エンブレムを外したいので、カバーを外します。
  

4.で手が回りこんで外してみると、何もナットで止まっていませんでした。


5.ライト周りを外すのですが、最初は、カバーが上にある状態で工具をいろんな方向や今回追加購入したアダプターを使うが外せない。
そうそう、今回のランボルギーニでは、車ではあまり使わない7mm以下の工具を使います。今回はもって来ました。
でも取れない。
で、モーターを探すと、この車はセンターに1個で両サイドを調整していることがわかり。コレを下げるための場所を探し手動で下げました。
 

6.でコレがライトの配線なのですが、見事に加工されています。マイナス(グランド)を無理に接続していて、そこにナットがあるを気がつかずに・・・
 

7.ぎりぎりネジをなめずに取り外し出来ました。実はフロントバンパーもこのネジも1本外すのに長時間を使いました。
ナットだと力を遠慮なくかけられるのですが、プラスは怖いです。錆びているとさらに大変です。


8.取らないと塗装のときにきれいに仕上がらないので、今回ハンダ付けされている場所も全て取り外しました。
なぜ?まだわかりません。
 

9.コレを左右実施。


10.でね。これ何かわかりますか?実は私疑っていた部分の証拠なのです。
この車は、過去全塗装している証拠です。これ白をを赤にした全塗装車なのです。
フロントガラスとリアガラスの部分がきれい過ぎたので疑っていました。このあとさらに決定付ける場所が・・・
あーあ真面目でつまらなぁーい。


11.塗装に邪魔な部分はがんがん外します。ミラーも取り外します。
 

12.エアーインテーク?と呼ぶのかは不明ですが、こちらも外します。
 

13.前回取り外しできずにいたウィンカーもエンジンルームの燃料コレクタータンクを外して作業完了。


14.詳しい形状はあとで図で説明しますが、内装側のゴムと、上側の紐????を取り外します。
 

15.ほとんどのサビを取り外してガラスを取り外します。完全に構造上の問題であるのと、白を赤に塗るときに、リアのサイドガラスは当時の状態にシリコーンで埋めて対応したようです。ここはすさまじく時間を要しました。本当に特殊な方法で取り付けてあることが判明。これ面白いですよ。
 

16.じゃジャーん。
でね。以前なら、「まったく修理した板金屋は・・・」と書いていましたが、当時お客と職人とでお金の合意や当時そのとき最高と思われる方法を試したのではないかと予想するようになりました。
だって、10年後?20年後?見て結果のあら捜しっていやですよね。鉄は錆びるので完全な方法は無いのですから・・・


17.今日の役立ちツール。完全に先端は欠けました。無理もありません。本来ホースを取る工具なのに、サビとゴムとの格闘でしたから。
いやー大活躍でした。今回は外して終了。日陰なのに熱中症になりました。
これで4回目。完全にあたまくらくら。風が無かったのが原因?次は椅子を持っていこう。
 

今回のガレージは皆さんが思っているより場所は広くないのですよ。
だって、左側のドアは開いて10センチといったところです。また、工具もほとんど千葉工場にあるので、普段利用していないKTCやハゼットなどを使っています。
またランボーなくるまなので、ちょっと違った工具を追加購入。
後は、父親の工具も借りてきて作業です。

窓ガラスの枠はサビで全滅です。
オリジナルをサビの山から推測しゴムから推測です。

ゴムはメーカーに無かったそうです。しかし、ランボルギーニ江戸川?はすごい親切だったそうです。うらやましい。俺なんか俺なんか・・・
で、海外のオークションにとてーも高いぼった栗な価格なので購入せずに、国産の出来がよいものを探します。

さあーて。例の手で探してみるかぁ?
   
 
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