サルでもわかるエンジンオーバーホール編 前期FCS3 |
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1.先日ばらした部品です。早速灯油洗いです。 2.真鍮ブラシで洗います。硬すぎると傷をつけるので真鍮がベストです。 3.頑固な汚れには、真鍮のブラシでドリルにつけるタイプがあるので、購入すると便利です。 最後の写真は、今回の車についていた物と以前分解した後期のエンジンです。比べているのではなく、本来見える穴がふさがっています。 ここで、長期間乗らないRX-7をもっている方に!写真のようにクーランとが固まります。その後エンジンをかけると、ふさがっているところが冷えないので、長期間保管を余儀なくなった場合。エンジンのところからクーラントを抜きましょう。 4.洗い終わったら、水で洗って、エアーで吹き飛ばします。 5.さあ計測です。今回以前分解した後期のエンジンを流用するのですが、このエンジンは新品部品で組んだエンジンで低走行の分解だったので計測はしませんでしたが、ローターとエキセンは、今回のオートマのを流用します。オートマはきれいなのが多い! 6.誤差は0.06の範囲。メーカーは0.04-0.08なので、本来なら0.04にしたいところだが、今日は平日ですが、部品注文で時間もかかるのでOKとしました。 7.さあ。組み立てです。エンジンマウントにつけます。 8.オーバーホールキット。あと大事なコーナーシールのゴム。そして、怪我したときの薬局で売っているワセリンです。 9.ゴム(シール)にワセリンを塗って、落ちないようにします。その状態ではめ込みます。うぉっとギアがないので、あわてて取り付けました。 10.ローターにもばねやサイドシールなどを取り付けます。このあたりは雑誌でよく掲載されている部分なので手を抜きます。といってもワセリンだらけで写真が撮れない。 11.はじにシール材を塗ります。そして、ハウジングを取り付けます。2箇所にガイドとなる棒を投入します。 12.コーナーシールは最初に組み込んで置いてから今回は挿入しました。チューニングショップによっては、瞬間接着剤でつけて組むところもありますが、私の経験からすると、少しでもずれていると入らないのでお勧めしません。 13.最初の写真が後期のエンジン。後の写真が前期の写真。センサーの位置が違う! 14.同じように組み込んで、最後のギヤを取り付けます。その際ゴムシールは必ず。必ず交換してください。必ず硬くなっていて役目をはたしません。 15.ここからも良く雑誌であるボルトの締め付け。最初は3kg前後で対角線に取り付け。次は4.5kgで本締めします。 さあ、次は補記類つけるぞい。完了まじか。次はボンバーさん。 |
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