FCエンジンおろし
今回はFCのエンジンを下す前準備です。これといって資料を見ながら作業したわけではありませんので、詳細はマツダで本を購入してバラスことをお勧めします。
また、順番等は私が見た感じで進めているので、正しいとは思えません。
時間は4日以上かかると見ています。時間や自信がない場合は40万前後支払ってショップに頼んだほうが結局は安いと思います。
それども・・・という方は自分の責任において作業をしてください。
なるべく多くの写真を使っています。というより多いです。このページを作成するだけでも時間はかかっております。大変なんですよ。
1.まずはボンネットを外します。左右に2箇所ボルトがあります。今回のマシンは後期なので、アルミのため軽いです。
2.まずは下回りから外すために車体を上げます。その際、必ずウマをかけましょう。私は今回外で駐車場と同じ条件下で行います。設備はなくともアイデアでクリアです。私は皆さんが思っているような好条件ではなかったりするのです。
4.まずはスターターモーターです。S124AでもSA22Cでもほぼ同じです。ただ、コネクターが取れないようになっており進化はしていました。コネクタも手で押して上げればスっと抜けます。
5.太い電源コードを外し、ボルトが2箇所でとまっていますので、下側から外す。ボルトのみ。上はナットでロングボルトで止まっている。
6.これはボルトに入っていたが、なんだ?GND強化か?
7.マフラーのナットはエンジン側が3箇所。触媒側が2箇所。すべてスプレーオイルで取る準備をしておく。これが大事。今回はすんなり取れたが、いつもなら折れたりしてなかなか手ごわい。
8.ブレーキのマスターバック近くにあるセンサーのコネクターを外す。マフラーのセンサーだったか?
9.排気のセンサー本体はここから伸びています。
10.オイルを抜いておきます。ボルトを外して完全にオイルを抜いてください。
11.アンダーカバーを取り外します。エンジンの下にあるものです。これがなくなっている古い車も多いですが、今のところ、私が手がけた車はすべてついています。ボルトは取り外した形跡がないので、いままでトラブルはなかったのでしょうね。
12.ラジエター液を抜きます。まずはドレインコックをプラスドライバーで回して抜きます。また、上にあるキャップも外しましょう。そうするとドーと抜けます。
13.次にエアーを送るパイプを外します。ここもドライバーでストッパーを緩めて外します。
14.プラグコードを抜きます。これは簡単です。
15.ここで上にきました。実はミッションとエンジンのナットを取るのに、プロショップではロングのエクステンションでレンチで外すようですが、そのようなものは借りないとないので、エンジンルーム側から外します。
そのため、インタークラーのボルトを4箇所外します。もちろんパイプのゴムホースバンドを緩めておきます。
16.こんな感じです。これで上側のボルトが見えるようになりました。
17.そうすると、今度はエンジンループのホースがきになりだしはじめてしまいました。エアークリーナーを外します。
18.ターボのブーストケーブルを外します。
19.エアフローセンサーのコネクターを外します。
20.エアーポンプのホースも外します。このあたりは目立つものをがんがん外しておりますので、右側、
左側といったりきたりしています。すいません。
21.ラジエターホースをエンジン側から外す。
22.ウエ側のラジエターホースも外します。
23.アクセルワイヤーを外し、キャブからきている負圧のホースも取り外します。
24.これで、気持ちよくミッションとエンジンをつないでいる上側のボルトが外せます。
25.燃料ホースは3本あります。1本はリターンです。ここは注意してください。ガソリンです。自分も手が燃えたことがあります。注意してくださいね。
26.今度はパワーステアリングポンプを外します。まずは上にある写真の上側にあたるボルトを外します。それだけではベルトが緩まないので、プリーのセンターのボルトを緩めます。すると、下に落ち出します。これでやっとベルトが揺ることができます。
27.次にエアコンです。これもボルトを緩めます。次にプリーのセンターを緩めます。パワステと同じです。どのボルトを緩めれば取れるかは詳しく説明しますが、このあと、違うところに集中してしまいます。
28.クラッチの本体をミッションについているのですが、ボルトを外すのに邪魔なので外します。写真は外した後です。
29.コンピューターケーブルです。ここで社内につながっています。
30.助手席のカーペットを外します。ドアのところにあるカバーはドライバーで外し、下の左側にあるカバーをマイナスドライバーでこじるように外します。
31.下にコンピューターを保護するカバーが見えてきます。これを4箇所のボルトを取り外します。
32.コンピュータ^ケーブルは左の上側に一箇所、コンピューター本体に2箇所のコネクターでつながっています。これも手でストッパーを取れば簡単に外せます。
33.さてパワステポンプに戻ります。プリーを外して、ボルト3本外します。次に、下側にあるボルト1本を外すと簡単に取り外せます。
34.エアコンは、まずバッテリーを外して、バッテリーカバーを外します。次にポンプ本体ですが、正面からみて右側のボルト4本を外します。
35.ラジエターカバーを外します。4本のボルトとクリップのようなプラスチックの留め具を3個所外します。
36.ラジエターを外して、ダンボールのカバーを外します。オイルクーラーのにじみが気になる。
これで、ほとんど外しは完了。実はラジエターフィンがボルトがなめてしまい外れなかった。注意しましょう。
37.まだ続きます。(ここまで5時間の作業!)