サルでもわかる赤外線測定機制作・調査入門


     
 
   

 

初めてはすべてハンドツールから始めました。

 

 
  赤外線測定器調査

概要:
現在参加しているJAF公認クラブから、測定器作れない?ということで調査していた内容をいかにまとめます。

 
サーキットで良く見かける計測機。
現在は磁気のものが多いですが、まだまだ赤外線のところも見受けられます。
日光やエビスや筑波1000などに導入されているのは、日本のある企業が作成したものです。
市場が狭いために、オーダーメードで作成し多くのサーキットで採用することで価格を下げることができています。
TAGやAMBは有名だけにやたらと高い。これを個人が持つにはちょっと現実ではありません。。

でもレース参加者は、きちんとタイムを取りたいのはみんな思うところ。
そこで、”ホームページしったか検索”。

今はPICとかいう便利な石があって、VBで組み込めるそうで・・・
昔でいうゲートアレイ設計みたいなものなのでしょうか?
当時は専用の端末で組み込んだのですが、今はPCで簡単に出来るようです。
私は、経験年数3年と浅く、設計は15年以上まえの業務と古い人間なので、知らない領域。
自分で作成するため調べると、同じ事をラジコンで多くの人が作っていることが判明。
で、回路図を参考にしようとしていると。
なんと、作って販売している人もちらほらと。
そんな偉い方々の中に、すべてを公開しつつ作って販売してくれる神様の存在。

手間と時間を考えると、神様に依頼するほうがと悪い考えが。
と甘い誘惑に誘われて・・・時間最優先で購入実施。

 

そのラジコン用で実車に応用利用できるかテストです。


ダートの問題は以下の内容になります。
問題@泥だらけになる。
問題A野外である。
問題B振動が凄い
問題C4時間以上耐久で利用できるか
問題Dゲートで計測するゲートを作成する


◆問題@
車両が泥だらけになるので、一番泥が少ないところ。は一番上。天井。
ということで、サーキットにゲート作成が必要になった。
高さは4m弱。

◆結果@
ビニール袋でOK。但し、転倒車両は壊す可能性が大。
また、1枚だと破けている車両もあったので、考える必要あり。



◆問題A
トランスポンダの出力がラジコン用では弱いので、赤外線を強力にするために・・・と調べていると。
なんと、ラジコン用の裏サイトにカート用でサーキットのコース側に設置する強力発信機があるとの事。
これにIDを入れてもらっうように依頼し、車載用に使って見ることに。。

◆結果A
良好です。大きさが問題であることを指摘されましたが5時間問題なく動作。
但し、Trの部分が熱をもって、中の接着剤が溶け出していた。
ゴム製の台座を作ってネジで固定する必要あり。
また、受光部分も傘をつけて対策

 

◆問題B 
振動が凄くなるので、今回のテストでどうなるか?あえてそのままで天井に装着。
防水用にビニール袋をつかったのですが、そのあまりがクッションになるようにしました。

◆結果B
熱で基板を固定している接着剤が溶け出した。
電池は取れなかったが、間にスポンジを入れておく必要がある。



◆問題C
お昼休みを入れて5時間の連続稼動。どうなるか?

◆結果C
問題なく利用できた。但し、PCの電源を確保しないとバッテリが持たない。



◆問題D
ゲートで計測するゲートを作成する
赤外線受光部分を延長すること。
届いた製品のコネクタは、S端子を利用していたので、コネクタを秋葉原で購入。
時間が無いので、きちんとドリルで穴あけなどしていませんが、10mの延長ケーブル作成完了。

◆結果D
問題なく利用できた。
今回は受光部分の上に太陽の光をさえぎるようにした。

 

ゲートは、きちんと作成していただき、測定部分をきちんと装着したが、今回センサー1個なので、どうしても計測漏れが。
 

そこでパイロンを1個置くと、完璧。100%計測OKに。
 

反省から対策品作成へ
   
 
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