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準備編
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TOPページ > コンピューターROMチューン入門 > マイコン制御方法
概要:
マイコン制御の作成。プログラムの作成。随時このページを更新します。
ペリを制御するサイトは知る限りこのサイトしかない!またプロの記事も見つけられていないので、結果的に嘘になってしまったらごめんなさい。素人の趣味レベルの電気知識と素人プログラマーだから許してください。
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■制御するには:
さあ、みなさん私が何もしていなかったとお思いでしょうが、会社の1時間前に勉強タイムを設定し調査市まくった結果をまとめます。基本、本を読みまくったのが正確な情報ですが!仕事が夜遅く、土日も家族サービスを優先するとどうしても車がおろそかに!なので本など読み物対応でできることをしておりました。
機械式インジェクションの単純構造であることから始まったマイコン制御。
■ロータリーの回転について
実はインジェクションって。燃料の量は噴射時間に比例するのです。
ロータリーエンジンのインジェクションって一般の車に比べて容量が多いのです。理由は後ほど。
SA22C (EGI) 720cc 2本
FC3S P 550cc 2本 S 550CC 2本
FD3S P 550cc 2本 S 850CC 2本
ね!おいおいそんなに多いのかい!って思うでしょう。
どこそこのチューニングショップで売っている大容量インジェクションも、もしかしたらロータリーの純正部品かもね。
さて、先ほど燃料の量の話をしましたが、時間が重要なんですよ。
私も最初はブロック図書いて、素人なのでいきなりプログラムを書き出していたら、あれ無理だぞ!と気が付いたのです。
ロータリーの場合、12A時代は12000rpm回るエンジンもあったぐらい高回転。
ペリの場合、基本10000rpm回るから、そこから噴射時間で噴射できる燃料の量が決まることになるのです。
なんだ10000回転ぐらいと思ったでしょう。
レシプロと違うのですよ。
1回転で3回燃料噴射するんですよ。そうすると燃料の噴射して次の噴射時間までが極端に短い。
10000rpm 10000/60s ですから 1回転 0.006s となるでしょ。それを3で割ると 0.002s となるわけ。
ということは、760ccのインジェクションの場合。
760cc/min ですから 1ms 0.01267cc となるでしょ。 2ms で 0.02533cc となるわけ。
これが1回で噴出できる最大量。
でもね。インジェクションは通電し噴射までに時間差があって1msから1.2msぐらい遅れるので、実質 0.01267cc 以下となる。
続いて空気の流入量からロータリー必要な燃料を算出しようと思ったのですが、空気の流量を調べるのにどうしようと考えていたら思いついたのが、ロータリーの容量が空気の容量とほぼ等しいということ。(正確には別途計算するとして)
13Bは 1ローター 654cc 空気の量は mol(モル) で計算しグラムであらわすと 0.845622g となるわけ。
完全燃焼するのは有名は ガソリン1g に対して 空気 14.7gだから 1ローターに必要な燃料は 0.0575253g となるわけ、中学の理科のとき、1g=1cc(水)とならった覚えがあるので 結果 0.0575cc 必要。
これでわかりましたか。760ccでは絶対に不足するのですよ。なのでプライマリ、セカンダリというように2本で制御する必要があるわけです。機械式インジャクションが2本利用されているのも納得です。
でね、今回使うマイコンにも問題が。
RAMに書いてあるデータを読み出すのに1.7msかかるらしいのです。これでは、負圧などのセンサーから割り出すために噴射マップを読み込んでいるうちにタイミングが間に合わないということに。
なので、最近はEGI時代のアナログコンピューターの時代と同じ考えでプログラムを作ろうと思っております。
ただ、マップも読み出すタイミングをクリアする方法も思いついてるのでどうするかは実験から見つけ出そうと思っております。
と前置きが長くなっておりますが、そろそろマイコンをテストも含め動作チェックに入りたいと思っております。
このあたりは、プログラムの中にきちんと計算式を記載し理由を説明するので、今回はざっくりした説明で申し訳ありません。素人で独自の考えで記載しているので許してくださいね。プロからみたら笑われるのかなぁ。
まあ、サイトに素人板金塗装を掲載している時点で笑われているのですから、開き直り。アジの開き!
続く。
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