プロショップのコンピューターは・・・
マツダのコンピューターは、残念ながらDENSO丸投げで自社では作成していないようです。
これはプロに頼んでいるわけなので、なにが残念なんだ!!という方もいるかも知れませんが、このような場合、一般的なICが使用されずに独自のICが使われるので、情報が少なくなる。さらに情報が漏れないようにがっちりガード!
ということで、残念ながら日産のような豊富な情報がないということが、今までの調査結果。
実際にコンピューターをばらしても、独自のゲートアレイが使用されているなど、ブラックボックス解析には、素人にはつらい。
さて、今回はまず1回目ということでプロショップのコンピューターを開いて見ます。
1.さて、これがコンピューターの本体です。あるショップのFC後期用です。まずは開いてみましたが、なんだ!と思うかもしれませんが、石はさらに裏にあるのでねじで外します。
2.残念ながら、はんだ付けは最低レベルです。これは完全にフラックスを使用せずに付けています。また、時間をかけているので、はんだがぐずぐずです。しかし、ショップで作業しコストを抑えてのだと思います。
ショップにはトータルで頼んでいるので仕方がありません。これを気にするなら金額を出して、プロショップからコンピュータのプロショップに依頼してもらうようにしましょう。
3.ここで基盤のICを確認。この中でROMが右上にあります。これは取り外しができるようにソケットに刺さっていました。
これは、ショップ独自ではなく、外注で購入したROMを取りつけているようです。
4.マツダの場合は、解析や情報量が少ない。現在の情報では点火時期やリミッターぐらいのようです。
さて、解析する準備は整いました。次は、パソコンでデーターを取りこむです。